先輩インタビュー

日々、自分の成長を
実感できます!

猿投工場設備保全課 シート保全1係 金丸 将之 KANEMARU MASAYUKI

PROFILE

所属部署名
猿投工場設備保全課 シート保全1係
経歴
学園卒業(2014年2月)→ 高岡工場シート製造部配属(2014年3月)→ 猿投工場設備保課シート保全配属(2015年3月)
出身高校(学科)
鹿児島県立隼人工業高校(電子機械科)
高校時代の部活動
バスケットボール部

学園生活

入学のきっかけ

地元で就職先を探していましたがなかなか見つからず、県外での就職先を探していた時に担任の先生から勧められたのがきっかけです。他の就職先候補とも迷いましたが、もともと車が好きだったことや、トヨタ紡織学園の教育内容に魅力を感じて入学を決意しました。

記憶に残っている訓練や出来事とその理由

5月に行われたオリエンテーリング大会です。愛知県内の企業内訓練校の学園生が参加する大会で、地図を頼りに山の中に設置されたチェックポイントを回り、ゴールするまでにかかる時間を競いました。私がいたチームには、足の速い人は一人もいませんでしたが、各々が自分の役割を理解し、メンバー同士コミュニケーションを取って最適なコース選択を行い、全員が全力で走り続けたことで優勝することができました。
今思うと、学園生のころに経験したこと一つ一つに意味があり、今の仕事に活かされていると実感しています。

今の自分が学園に入学して良かったと思うこと

心(精神面)技(技能面)体(体力面)をより成長させることができたところや、学園を修了したおかげで縦と横のつながりが形成できたところです。他部署と協力して業務に取り組む際に、同期がいると意思疎通がしやすく、うまく連携しながら仕事を進めることができます。

現在の業務

業務の内容・担当業務

設備保全の仕事を例えるなら「設備・機械のお医者さん」です。つまり、設備の状態を守ることが仕事です。
私は主にシート組立を行う設備の保守・点検をしています。日々点検を行って、設備が壊れないように維持することはもちろん、何らかの原因で突然設備が停止してしまったときに、停止の原因を診断して修理を行います。またそれ以外にも、設備で使用する部品の整備を行って交換部品を確保し、突然の設備停止に備えています。

仕事のやりがいや好きなところ

設備が突然停止してしまった場合は、修理作業が発生します。設備が停止する原因は毎回異なるため、一つ一つ段階を踏んで診断を行い、原因となっている部分に適切な修理作業を行わなければなりません。作業内容が毎回違うので、できることが増えるたびに自分の仕事能力の成長を実感できます。そしていろいろな知識について調べたり学んだりできるところもやりがいを感じます。また複雑な設備停止の原因を診断できた時には、大きな達成感を感じることができます。

学園生活で学んだことが現在の業務にどう活かされているか

私の仕事は、学園生活で学んだ知識や技能が基礎の土台となります。現場でさらにその先の応用的な知識と技能を身につけ、修理に当たります。また現場では長時間修理を行わなければならないこともあり、学園時代、毎朝のランニングや長距離走、マラソン大会や部活動などで培った体力が活かされていると実感しています。

これまでの会社生活での苦労と克服した時のエピソード

配属されてしばらくは設備や部品の整備をメインで行っていましたが、仕事にも慣れてきたころ、設備に新しい機械を導入する仕事を任せてもらいました。この時はこれまでやったことの無い業務で、初めは設置方法や機械の調整で何度も行き詰ってしまいました。しかし先輩に聞いたり、自分で調べたりしながら、機械メーカーの方と調整・確認作業を繰返し行い、最後は導入までもっていくことができました。それが業務を行う上での自信につながっています。

学園修了生の後輩と一緒に働くにあたって感じること

学園生のレベルが毎年上がっているな、ということです。仕事に対する姿勢や物事の捉え方、着眼点に驚かされる場面もあります。そのおかげで自分の仕事にもいい刺激を与えてもらっています。

1日のスケジュール

さいごに

会社生活や私生活の今後の目標

技能検定を取得して自分のレベルアップを図り、できる作業の幅を広げたいです。
保全の業務は休みが不定期になることもあるので、趣味を増やして休日をしっかり充実させたいと思います。

これから自分と同じ業務にあたる後輩へメッセージ

設備保全は専門知識が特に必要な業務です。設備が故障した時には、その原因や内容に疑問を持ち、それを自分で調べたり、先輩に教えてもらったりしてください。その一つ一つの積み重ねが自分の経験や糧になり、自信につながります。
会社の中核となる人材になれるよう、一緒に頑張りましょう!

トヨタ紡織学園を志す後輩へメッセージ

まずは自分がやりたい仕事のイメージを持ってほしいです。漠然としたものではなく、調べたり、見学したりして、その仕事がどんなものかを感じて明確なイメージを持ってください。そしてどんな仕事を志す人も、自分が後悔しないようにしっかりとした理由を持って自分の将来を選んで欲しいです。
そして今、トヨタ紡織学園を目指している皆さんはぜひ、会社の中核を担う人材となって世界という大きな舞台で一緒に活躍しましょう。