先輩インタビュー

学園では
ほかで経験できないことが
できる

2019年度学園生 小笠原 真由 OGASAWARA MAYU

PROFILE

出身高校(学科)
愛知県立岡崎工業高等学校(機械デザイン)
高校時代の部活動
ハンドボール部(マネージャー)

入学にあたって

入学をしようと思ったきっかけ

高校時代には漠然と「自動車関係の仕事につきたい」と思っていました。そこで色々と自動車関係の求人票を見たり就職に関する資料を見たりしていました。その中で学園と呼ばれる企業内訓練校の存在を知り興味を持ち始めました。しかし愛知県内の企業内訓練校の中で、女性が入学できるところはあまり多くなく、私の学校に求人が来ている中で女性が入学できる企業内訓練校はトヨタ紡織のほかに1社しかありませんでした。そのため仕事の内容にも興味のあったトヨタ紡織学園への入学を決めました。

学園に入学するにあたって努力してきたこと

事前に英語のテストの案内が来たので英単語帳を買い、英語の勉強をしてきました。またトヨタ紡織学園では「とにかく走る」ということを聴いていたので、入学後のカリキュラムに備え、体力づくりとしてランニングを始めました。

学園生活について

学園に入学してよかったと思うこと

技能教育は班ごとに行われるため、10人ほどの少人数制です。そのため指導員の方々に丁寧に教えてもらえるのがとてもいいです。また指導員に質問もしやすく、同期同士での教えあいも活発にできるので助かっています。また、訓練行事の中には学園生の絆を深めることができるものも多く、コミュニケーション能力などの人間性も磨くことができます。

学園生活を通して自分が成長したと思うこと

朝礼では1分間スピーチと呼ばれる、大きな声で1分間、指導員や学園生に対しその場で与えられたお題について話すというものがあります。この訓練を通して大きな声が大勢の前で出せるようになりました。
また一般常識と呼ばれる座学では、社会人としての基本的なマナーを学びます。こういった授業や普段の指導員との会話を通して、社会人として恥ずかしくない言葉遣いもできるようになりました。

これからの自分の課題や今後さらに成長したいとおもうこと

特に今は英会話力を伸ばしたいと思っています。グローバル化が進む今、日本の工場にも日本人以外の方が多くいらっしゃいます。また、トヨタ紡織は世界各国に工場を持つグローバルな企業です。そういった会社で働く以上これから配属された職場で円滑に仕事を進めることができるように英語の勉強にさらに力を入れていきます。

寮生活について感じていること

学園生以外の人も多くいらっしゃるので、人脈がかなり広がります。また親元を離れての生活になるので親の大変さと大切さを改めて感じることができました。

学園時代の1日のスケジュール

目標とメッセージ

学園生活や私生活の今後の目標

学園生活ではTOEIC350を目標としているので、修了までには絶対に取ります。海外体験やTOEIC集中講座を通して得られるものはたくさんあると思います。そこで得たものをスコアに活かせるようにしていきます。
また、ほしい車があるので卒業したらお金をためて自分の欲しい車を買いたいと思っています。

トヨタ紡織学園を志す後輩へメッセージ

初めは今までと違う環境になることに戸惑いや不安があり、慣れるまで大変だと思います。ですがここでは他では経験できないことができたり、同期との絆を深めたりすることができます。ここで過ごす1年はとても充実したものになると思うので、何事にも自分らしく全力で頑張ってください。

2年後のわたし

現在の所属

品質管理部 検査課 猿投トリム検査係

現在の業務内容

私の部署では自動車内装部品の品質管理業務をおこなっています。その中で、私はドアトリムの出荷検査を担当しています。ドアトリム一枚一枚を丁寧に検査し、お客さまに満足していただく製品を提供するため製品が規格・基準に適合しているかを確認します。

仕事と私生活について

私が勤務する猿投工場では様々な車種のドアトリムを製造しています。その猿投工場で、すべての工程の出荷検査ができるようになることが今のわたしの目標です。そしてこれから少しずつ、任せていただける仕事を増やしていき、マルチに活躍できる人材になります。また工程改善にも力を入れていき、品質の向上につとめます。
私生活では、海外への一人旅をしたいと思っています。日本とはまったく異なる環境に触れることで、自分の成長につなげたいです。