先輩インタビュー
熱い気持ちを持って
アメリカで邁進中
Toyota Boshoku Tennessee 前田 優 MAEDA YU

PROFILE
- 所属部署名
- Toyota Boshoku Tennessee トヨタ紡織テネシー(アメリカ)
- 経歴
- トヨタ紡織学園・五輪生→猿投設備保全→猿投シート製造→猿投設備保全→シート組立生技→猿投設備保全→Toyota Boshoku Tennessee
- 出身高校(学科)
- 愛知県立岡崎工業高校 電気科
- 高校時代の部活動
- 陸上部
学園生活
入学のきっかけ
当時は大学への進学を考えていなかったため、工業高校に入学していました。それから高校3年生になり、進路に悩んでいた時に、先生からすすめていただいたのがきっかけです。トヨタ紡織は当時から陸上競技部が強いと認知していた企業だったので、迷わず面接に向かいました。あの時は大して考えていませんでしたが、良い選択をしたなと当時の自分を褒めてあげたいです(笑)
学園入学して思ったことや感じたこと
入学当時は修了後のビジョンが見えておらず、なんでこんな講義を受けているんだろうと感じて真剣に取り組めていなかったように思います。しかし今は、もっとまじめに勉強すればよかったと後悔しています。それでも同期の頑張っている姿を間近で見ていたので、努力することが当たり前になったと今は思います。
記憶に残っている訓練や出来事とその理由
クラブ活動には学園生らしい思い出が多く、今でも記憶に残っています。トヨタグループの企業内訓練校が集まる大会では、私は陸上競技の5000mの部に出場して金メダルをいただき、社内駅伝大会では見事、当時の学園初となる準優勝を獲得しました。学園の同期だけでなく指導員も一緒に入賞を目指して切磋琢磨していたので、ゴールした時や、表彰を受けた時にみんなで喜んだことが非常に印象深かったです。
学園に入学してよかったと思うこと
やはり多分野の専門知識を学べたことです。特に私は部署異動を多く経験しているので、そのたびに基礎知識として身につけたことが私自身を救ってくれました。
あとは毎朝のランニングと毎月あった10㎞走(今は行われていませんが)のおかげで同年代に比べて体力をつけることができたことです(笑)
現在の業務

業務の内容・担当業務
現在はアメリカのテネシー州にある、Toyota Boshoku Tennessee(TBTN)で勤務しています。設備の稼働率向上のため現地のマネージャーを始め、チームメンバーに向けてアドバイスをしています。様々な職位のローカルメンバーにアドバイスをするので “会社の利益のために如何に貢献できるか?” という目線も求められます。一人前のアドバイザーになるためには、まだまだ学ぶべきことが多いと痛感しています。
海外での生活について
海外出向が決まったときの気持ち
海外出張すらしたことがなかったので、私に務まるだろうか? 家族は大丈夫だろうか? など不安ばかりが最初に浮かびました。しかしその後は気持ちを切り替えて、海外では何をしたいか? 何をしたら自分も成長できるか? ということを考えるようにしました。
海外で仕事をしていて感じること
何よりも語学と相手に対する誠意が大切だと私は感じています。仕事においてはこちらの考えを伝えることが重要ですから、これらは疎かにはできないと感じます。また相手以上の熱い気持ちがないとローカルメンバーも離れてしまうので、今後も相手への敬意を忘れずに、仕事に邁進していきたいと思います。

1日のスケジュール


海外出向中の休日の過ごしかた
週末は買い物と料理、語学学習にトレーニング、それから動画鑑賞などをして過ごしています。特に料理は平日の分もまとめて作り置きをするようにしていますし、仕事も生活もできないので語学学習も欠かせません。トレーニングは趣味の陸上競技が続けられるように、今後も継続したいと思っています。また今は色々なサブスクがあるので海外生活でも便利です。
さいごに

会社生活や私生活の今後の目標
ローカルメンバーだけですべての仕事が回せるように、こちらの職場にしっかりとした基礎を造り上げたいと思っています。そしてその後は、自分の経験を後輩に伝えていきたいです。機会があれば、トヨタ紡織学園の講師も経験してみたいです。
また私のプライベートな目標は、35歳から参加可能な世界マスターズ陸上選手権に出場して優勝することです。
トヨタ紡織学園を志す後輩へメッセージ
今このページを開いているということは、トヨタ紡織を志すか悩んでいたり、トヨタ紡織に入社した後の自分の未来が気になっているのではないかな? と思います。
みなさんぜひ、自分で決めたことには全力でチャレンジしてみてください。ここには私のようにチャレンジする機会であふれています。チャンスは何もしなくても与えられるものではありませんが、自分で未来とその道筋を想像し、努力すれば訪れます!